2014年08月14日

部下の不平不満の活かし方(吉武大助)

部下の中には、会社や上司に対する不満の持ち主がいる。

そういう手合いは、赤提灯のぶら下がった飲み屋などで、不満を肴に憂さ晴らしをしているのである。

不平不満を持った部下は、それが高じると"不適応行動"を取りやすい。

これは、社員としてのまともな行動が取れなくなることだ。

例えば、上司に対して暴力を振るったり、口答えをする「攻撃傾向」。

遅刻をしたり、理由のない欠勤を重ねたり、ついには蒸発をしてしまうなどの「逃避傾向」。

自分の無能を棚にあげ、仕事の能率の上がらない理由を会社や上司のせいにして言い訳、弁解をする「合理化傾向」などがそれだ。

こういう部下がいると、周囲の者にまで影響し、職場の士気が低下してしまう。

したがって、こういう部下がいたら、積極的に話し合い、彼の本音を聞き出して、それを解決してやることだ。

そのための話し方、聞き方の技術には、次のようなものがある。

興味のある考え方を伝えたり、もっと話をさせる場合に使う。

またこれは、相手に幻滅を与えない話し方でもある。

吉武大助(人事相談員)


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Posted by 吉武大助 at 14:05 │吉武大助