2014年08月27日

地域社会での子どもをめぐるかかわり(吉武大助)

同じことは地域社会での子どもをめぐるかかわりにおいても妥当する。

この両者の道徳的意識が現れる中で、親や大人が子どもに道徳的にかかわるということはどういうことなのであろうか。

親が子どもに道徳的にかかわるということは、自らのあり方としての道徳において、そしてそのあり方に付いて現れる道徳的意識において、これを善しとし、ここに子どもを学び入れようとすることである。

子どもが自ら自律的に判断しえない場合には、その学び入れは他律的なしつけになる。

しかし、主体的に自らの価値意識に基づいて行為しつつある子どもに対しては、その学び入れは子どもが自律的に妥当な判断をし、自ら自覚して自らの意志によって行為できるようになることへのはたらきかけである。

吉武大助(人事相談員)


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